
若い頃は、おもしろい発見を楽しむために古着屋さんは好きでした。
でも歳を取ってからは、オシャレじゃない方の古着屋さんは、独特のにおいが苦手で行かなくなっています。
たぶんですけど、着なくなった服を捨てるのに抵抗があるのは、私だけではないと思います。だから私はいったんメルカリに出すようにしています。
「300円(最低金額)でも自分ならいらんなーー」と思う物は思い切って捨てます。でも子どもの服や、若い頃に流行って置いたままになっていた服、本など、メルカリを知るまでは普通に捨てていた物が、時々お金になったりするんですよね。それもまた楽しいし。
深層心理で「万物に命が宿る」と思っているのか、「できるだけ生き長らえさせたい、誰かのところで役に立てたらこの服も喜ぶだろう」という気持ちなので、損をしない程度の金額で出しています。
最近は副業として、安く仕入れてメルカリで売る人もいるようですね。私の場合、メルカリ歴は4年程ですが、「あるものの処分」だけです。
母にも、私以上に処分しなければならない物がありそうです。また、亡くなった父の新品もしくはほとんど着ていない物もたくさんあります。
しかし対象年齢が高めの地味な服のため、メルカリではなかなか売れにくいだろうなーという物ばかり。
母のメルカリアカウントを作ってお手伝いしようか・・それにしても多すぎる・・とか考えていた頃、母が自分で見つけてきました。
テッテレテッテ、テーテーテー 古着deワクチン!
私は知りませんでした。
大切にしてきたものが 次の誰かの役に立つ
もう着ないけど、捨てるには忍びない大切だった服。
売っても二束三文にしかならないのなら、誰かに役立ててもらいたい。
「古着deワクチン」なら、開発途上国へ古着を送ることにより
再利用されるだけでなく、現地での雇用創出にもつながります。
ポリオワクチンを贈ることができる
「古着deワクチン」を注文するだけで、認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを
日本委員会を通じて開発途上国の子どもたちにポリオワクチンが届けられ、
一口につき5人の命を救うことができます。
3,300円で専用回収キットを購入し、25キロまでの物を詰めて、宅急便に取りに来てもらう。部屋が片づき、社会貢献までできるサービスのようです。
メルカリとは違って、寄付をするような形ですね。評判を調べても悪いものは出てこないので大丈夫のようです。
調べてわかったのは、古着を処分する方法がたくさんあるということにびっくりしました。いろんな団体がいろんな活動をしているんですね。
母は古着deワクチンの後、同じように衣類の処分に困っていた友人にそれを紹介。そして今度は「ふくのわプロジェクト」というのを見つけてきました。
産経がやってるのかな?システム的には同じで、費用は2,000円で、パラスポーツ(障がい者スポーツ)を応援するプロジェクトのようです。
今もリビングに大きな包みが、宅急便を待っています。
自分にはもう必要ないけど、どこかの誰かの役に立ってくれたらうれしいですもんね。私も将来たぶん利用するだろうと思います。
いろんな人がそれぞれのやり方やレビューを書いてくれています。参考までに。
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