英語の勉強ーリスニング・・私のコップはあふれたよ

英語学習

最近、息子特派員に英語のニュースを読めと言われ、「あ、最近英語について考えてなかったなあ」と思って・・。

お子さんの英語教育について考えている方に読んでほしいかな。もちろんリスニングで壁を感じている人にも。

語学学習では、読む、書く、聞く、話す、の4技能を習得するように勉強するわけです。 子どもなら、聞く➡話す➡読む➡書く の流れが自然だと思います。 もちろん、それぞれが被る時期がありますが。

約30年間英語を教えてきた私の経験から、英語教育についてボソボソ言います。 今回はリスニング編。 あくまで私の場合ですので、そこんとこご了承ください。

長年英語を勉強しても、単語から「たぶんこんなことを言っているだろう」と推測していた私が、ある朝起きると突然単語が1つ1つクリアに聞こえてきた!というエピソードです。

私の英語の勉強歴史
私は50代。 田舎住みなので、英語に触れる機会はほぼありませんでした。
洋楽に初めて触れたのは、小学校の頃の宝塚歌劇団。 中1の時には、友達に借りたビートルズのLP(←若い子はわからない)をちょっとずつ聞いては止めて、ディクテーション(聞き取って書く)していました。 今そんなことをしている子を発見したら、私は絶対「変態か!」ってつっこみます。
今みたいにALTの先生なんてシステムなかったし、初めて外国人を見たのは高校生の時のモルモン教の人たち。 大学でも英語を専攻はしていたものの、「英語できます」とは全く言えない状態。
事実、お金を貯めてから留学したクラス分けテストで、「How are you?」と聞かれ、意味はわかるのになんて答えたらいいかわからなかった、ということで1番下のクラスになりました(笑)。 ウソやろ! 大学出て、それか!
その時代、学校ではほとんど「読む」と「書く」しかしていませんでした。 特に田舎では。 それくらい「聞く」練習は不足していたということです。
ついにその日が来た!
聞けなくても文法はできたので、テストでは1番。 そのため上のクラスに昇進はしても、クラスの人たちの会話に入れない・・。 「下のクラスに入れてください」と泣きながらのお願いも聞き入れられず、暗い日を過ごしていました。
イギリスに渡って約2か月後、ついにその日が来ました! 昨日の夜まで推測での会話が、朝起きると1つ1つの単語がはっきり聞こえてくるんです
え、え、何これ!」と少しの間「え」を繰り返した後、「お~」に変わり、不思議な感覚の1日を過ごしました。
他の日本人留学生に尋ねると、同じ体験をした人が数人いたので、「そういうことなんだ」と納得。
コップがいっぱいになったら急に聞こえる、らしいのです。 ビートルズを聞き始めてから長年、1滴1滴コップにリスニングのひと粒を入れ続け、一気にあふれた感じです。 花粉症の説明と同じですね。
ちなみに、小さい頃から英語を聞いている子どもは、「ある日突然聞けるようになる」という体験はないと聞いています。 私調べですが。
そして付け加えると、英語を聞いたり話したりできる子どもに文法を説明すると、初めて聞いたような顔をします。 ですので、中学の文法も私たち昔の人間とは違ったアプローチで理解するようです。 結局は同じ結論に到達するので、その方法は何でも良しとしています。
で、今からどうすればいいのか
結局、たくさん英語を聞かせるということです。 コップに1滴ずつ入れていくのです。 親ができなくても、CD、TV、ビデオなどで補えます。(年齢が低い場合はCDなど耳からだけでいいと思います。)
ディズニーやその他の教材で成功している子ども達もたくさんいますよね。 高い教材を買えと言っているのではないですよ。 子どもであっても好みはありますので、その子が気に入るものを何度も繰り返し使えばいいと思います。
ちなみにうちの場合、アメリカで2,000円くらいで買った「となりのトトロ(英語版)」と「トイストーリー(英語版)」とディズニーのシングアロングをヘビロテしていました。 子どもが好きだったからです。
特に大切なのは、「お母さんも英語に興味を持ってますよ」ということを子どもに知らせる、一緒に楽しむ、ということです。 いったん子どもが英語を好きになれば、自分で勉強(本人は遊びのつもり)するようになります。
大人になってからでも、とにかく聞き続けることです。 聞けないと言っている方、まだコップがいっぱいにならないだけかもしれませんよ。 その日は明日かもしれないし。
これはどの語学にも当てはまります。 もちろん日本語にも。 子ども達はお腹にいる時からお母さんたちの会話を聞いて、生まれてからも話しだすまではずっと聞いています。 単語を増やしながら、リスニングの1滴を根気よく入れていく、これです。
とかいう私も偉そうには言えません。 特に「話す」は弱いと感じています。 母語も含め、言語は終点はありませんね。 とどのつまり「継続は力なり」です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました