石原慎太郎さんが亡くなられました。89歳。神戸市出身と書かれてあったのには驚きました。小池百合子さんも兵庫県出身だし、兵庫って意外と立派な方々が出られているのかな、なんちゃって。誇らしいです。
石原さんは言わずと知れた著名人ですが、芥川賞作家であったり東京都知事だったりの地位を知らない人でも、なんかただ者ではないというオーラを感じることはできたと思います。
「TVの人」としてしか存じ上げない私は、石原さんには「近くにいたら厄介そう」という印象を持っていました。うるさそうなおっちゃん、というか。
そんな私が彼の訃報の記事に関心を持ったのは、「葬式不要、戒名不要。我が骨は必ず海に散らせ」という言葉を見たから。
遺言状に記されていたそうですが、「私と同じ考えだ!」と。一気に関心指数が上がったかも(笑)。
葬式は残された人のためだと思っているので、子どもや周囲の人たちがしてくれるならそれでもいいけど、絶対に小さなお葬式でいいと考えています。自分のためなら不要とも。
戒名・・・いらんな。
先祖代々のお墓に入っていいよと言われていますが、お墓も残された人のためだと思うので、基本的にお墓も不要。私は海ではなく、大木の下に埋めてほしいです。
石原さんは海がお好きだったからね。私は木が大好きだから。できたら風がよく吹く場所であればありがたい。
別の記事で、彼の終活についても読みました。邸宅は売却し、大量の蔵書は地元の図書館に寄贈されたそうです。
素敵な財産のない庶民は、ゴミの処分を考えなければなりません。後々迷惑をかけることになるので、できるだけ物を減らすようにはしています。あと何年もかかりそうですが。
凛とした人の終活には興味がありますね。田村淳さんのおかあさんは、下着1枚も残さないよう整理されたそう。絶対に真似はできないけど、目標ではあります。
石原さんの記事を読む横に、終活のCMがたくさん出てきました。早くしろとせっつかれている感じです。
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