
残念ながら、ハワイのセントラルパシフィックバンクの口座を解約しました。
2年前に、「ハワイ旅行者でも銀行口座を持てる」という文章を書いていました。私が口座を持った理由は、ビジネスのためでははく、レストランやお土産などの買い物はクレジットカードを使用するにしても、チップなど現金が必要となるだろう時に気軽に引き出せると思ったから。
実際、旅行初日などに現金を引き出しに行くということはありましたが、コロナで行くことができなくなってからは、毎月送られてくる銀行からの残高のお知らせで、ハワイとのつながりを感じるだけのものになっていました。
封書を送るのに毎月110円ほど使わせてしまっている、早くオンラインのチェックに切り替えないといけないけどログインできない、申し訳ないという気持ちでもいました。
「次にハワイに行けたら、銀行へ行って・・」と考えていた1月、銀行からいつもと違う封筒が届きました。
この4月から、米国非居住外国人は、月平均残高が$10,000以下の場合、口座維持手数料として月額$20引き落とされるというもの。
$10,000といえば、日本円で100万円以上。チップや小銭目的の口座にそんなに入金しているはずもない私は、毎月$20引き落とされる対象ですが、「そら、そうだわね。」と納得。
以前にも書きましたが、セントラルパシフィックバンクは日本人にとても親切で、ホームページも日本語だったり、来行しても必ず日本人の方がいるので日本語で対応してもらえます。
ホームページの「解約」を開いてみるとまず、手数料のかからない$10,000になるように入金の案内がありましたが、私にはそんな余力はありません(泣)。
日本語で書かれた要項を読み、解約届を印刷、必要事項を記入後、メールで送信。手順はわかりやすかったです。
4月まで日にちもあったので、ダメもとでインターネットバンクに残金を振り込んでもらうよう指示しました。
案の定、指定したインターネットバンクには中継銀行が必要という回答をいただいたので、再度銀行を変更して送付。
私はネット系に明るくないので、「写真添付でもいいですよ」という言葉に甘えて、解約届を撮影し、それをメールに添付する形をとりました。
受理されたというメールをいただいてから数日後、直接お電話をいただき、個人情報を確認、その2日後には銀行に振り込まれていました。早い!
今は円安で昨日などは123円とかなっていますが、レートを見ると120円〇銭でした。口座をオープンした当時のレートは覚えていませんが、年代的には110円前後だったようです。
今回ハワイ側で引かれた手数料$45。日本側の手数料2,500円。大きな利益ではありませんが、手数料くらいにはなったかなと思います。
バンクオブハワイ、セントラルパシフィックバンクと口座を保持することで、レジデント感覚を楽しませていただいたので、ちょっと寂しいですね。たぶん今後は口座を開くことはないと思います。
当分の間はカードと手持ちのチップ用現金でなんとかできそうです。これからは銀行の形態、もしくはチップも含めた人のお金に対する感覚も変わっていくかもしれませんね。
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